強い社会性の一方で、「月」
仕事運といいますか、抜群に社会運が強い一方で、月の状態が気になります。
12室に乙女座の月・・・。
(以後、11:27が正確な生まれ時間としてみていきます)
月は、双子座の火星と、射手座の天王星とそれぞれゆるめのスクエアで、Tスクエアになっています。火星の方は差が6度くらいですが、天王星とは差が9度あるので、アスペクトは火星とのスクエアのみとみる方も多いかもしれません。
そもそも乙女の月なので、細かくていろいろ気にするところがあるでしょうね。また12室なので個人的なことは公にしたくないだろうし。インドアだし。
そして、こんなにアスペクトが少ないのに、きっちりインコンジャクト(150度)をとっているのが、不和と争いの女神エリスですね。夫婦の不和、災いの母、争いの元黄金の林檎を投げ入れて高みの見物をしていたエリスです。
月が母親や妻とみると、うーん大変そうです。あと、彼のパートナーが表に出て働くというかんじはしないですね。彼が、嫌がりそう。
社会に打ち出している太陽が強さや幸運に恵まれている一方、プライベートの月はひろがりがなく火種はありそう・・・。と。
彼女と妻
金星は獅子座で、牡羊座のエリス、射手座の木星・天王星の合とグランドトライン。本人の芸能活動をする上での華やかさを表していますが、好きな女性ともみれます。
元気で明るく自己主張するような人。美人。かな。
そうすると、彼の金星と月は雰囲気が違いますね。付き合う彼女は金星みたいな人だけど、結婚相手は月のような人みたいな。ギャップがありますね。
家庭観
これは悪口ではなく、よく結婚されましたね!と言いたくなります。その理由は、12室の乙女座でハードな月、柔軟サインの偏り、水サインの欠如、カイトとはいえ太陽と海王星がオポジション、ICの海王星・・・あたりです。
”家庭”というものにいいイメージってあるのかな?
周囲の声を無視できないよね?
という感想からの、よくぞご結婚されましたね!です。
もちろんお相手のタイミングもありますけどね、
ホロスコープのタイミング的には、プログレスの月が4室に入り、トランジットの土星も木星ときましたからね。水サインの欠如もかえって結婚に結び付いたかな?
カイトの太陽と海王星はオポジションです。チャレンジしたんだなと。
仕事では海王星の波に乗れているようでも、ICにのった海王星は彼の”家庭観”を不安で不透明なものにしていたのかもしれません。そこに彼はチャレンジしたんだと思っています。