冥王星が山羊座の後半で順行しています。27°をすぎて、次のサインを見すえながら極まっているところです。金星と火星はすでに山羊座に入っており、一緒になって冥王星に向かっています。
このあと、火星(金星)と冥王星の合0°が形成されるわけですが、土星と天王星のスクエア90°もゆるくはなりましたが生きているところに、ウクライナのニュースというわけです。
火星と冥王星の組み合わせは、パワーがあり攻撃的だし、土星と天王星のハードアスペクトは過去事例からみると、不景気、戦争、を連想させます。
まさかまさかとは思いますが、きな臭い星空ではありますので危機感をもって見ています。
ウクライナ
時間は不明で作ってみました。
獅子座の後半で水星、金星、木星が合0°、乙女座入り口にある太陽までがひとかたまりです。月は水瓶座。
ウクライナといえば肥沃な黒い土。農業に適しており、欧州のパンかごとも呼ばれる穀倉地帯ですね。また豊富な鉄鉱山と炭田も抱えており鉱工業が主要産業とのこと。なるほどチャートからもそのあたりの”豊かさ”が想像できます。
そして、目立つ真っ赤な三角形。獅子座の木星からののかたまりと、水瓶座の月、蠍の冥王星が頂点のTスクエア90°90°180°です。しかも、冥王星は、乙女の火星、山羊の天王星海王星とは小三角形になっており、これまた頂点にいます。
核、原発がついてまわるのはこれなのかなと思います。
そして、このたび土星リターンを迎えていたのですね。
トランジット土星と天王星がスクエア90°の形できていて、規則の書換え、国の形の変化、不景気や戦乱の様相ではあります。また今後は冥王星も水瓶座に入るので続けていろいろあるかもしれません。
(冥王星は2023年3月に水瓶座に入りますが、逆行して山羊座に戻ります。その後順行また逆行とサインをまたぐところでウロウロする期間があるので全体的に注意です。そして水瓶座に本格的に入るのは2024年11月からです。)
アメリカ
アメリカの太陽は蟹座12°です。アメリカの天文学者により発見される冥王星は、蟹座の対面の山羊座27°にあります。
もともとの蟹座と山羊座の180°のラインをトランジットの星で刺激されています。
その上、ロシアは山羊座です。こちらも土星リターン中。(ソビエト連邦も山羊座でした。)
プーチンさんは天秤座、中国は天秤座、と活動宮が関わっている。
今の国際情勢と星の並びを見ていると、アメリカの"思惑"を感じずにはいられないし、うまくいくかというと、影の?主役の蟹がハシゴをはずされていく物語を見ることになりそうだなとみています。自滅かもしれない。
アメリカは冥王星リターンの真っ最中なわけで、とにかく国が変わっていくのでしょうね。力を増すどころか、維持することも難しそうだなと感じています。ここから、整理とか一掃のイベントが続き、気が付けば大国ではなくなっている…みたいなイメージです。アフガン撤退の下手さ?もその流れからくるものかもしれません。
現在、魚座にいる木星と海王星のファンタスティックさも手伝って、意図せず大事になるということも想像してしまいます。
今は、ヒエラルキー型から、分散・拡散・横並び型になっていく途中にあり、社会のシステム、あり様は変わっていくだけだろうと考えています。
そして今を牽引するのは、活動宮。
大事にならないことを願うばかりです。